新しい働き方LABのコミュニティマネージャー(岡山)になった理由

ランサーズ新しい働き方LAB岡山キャンパスのコミュニティマネージャーになりました 働き方・仕事

こんにちは、ライターの中新/ナカニイ(@writer_DN)です。

このたびぼくはランサーズが推し進める全国共創コミュニティ、新しい働き方LAB 岡山キャンパス」のコミュニティマネージャーとなりました。

発足当初、新しい働き方LABのキャンパスは全国11都市にありましたが、2019年12月時点ではタイのバンコクキャンパスを含めて計18都市に増加。コミュニティマネージャーはキャンパスによっては複数名いるため、全員で30名近い人数になりました…!※キャンパス・メンバーの一覧はこちら

岡山キャンパスは中国地方初のキャンパスで、ぼくが1人目のコミュニティマネージャーです。

今回はなぜぼくがコミュニティマネージャーになったのか、どういうスタンスでどういうことをやっていきたいのかなどをお話します。そして、もし新しい働き方LABの考えにご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、ご協力と応援をいただけると嬉しいです!

素桃
”決意表明”に近い内容となっています。めちゃくちゃ長いですが、どうぞよろしくお願いします。

ランサーズと新しい働き方LABとの出会い

まさかのマッチングに驚く独身男性

ぼくが新しい働き方LABになった理由をお話するには、まずランサーズとの出会いをお話させていただく必要があります。

ぼくがランサーズと出会ったのは大学2年生の頃でした。当時本屋さんでバイトをしていたぼくは、レジ打ち合間にすぐ近くのビジネス書コーナーを眺めていました。そこには『ブログで始める不労所得』、『アフィリエイトの始め方』といった”ネットで稼ぐ”系の本が。※名前はすべて仮題です

マルチ商法などの悪質なものをのぞいて、ぼくは当時からネットでお金を稼ぐ方法・人には偏見がありませんでした。「生きていくためにお金は必要だけれど、お金を稼ぐために生きているわけじゃない」と思っていたからです。

暇なときはレジから背表紙を眺め、勤務時間外にはネットで稼ぐ系の本をペラペラ読む。そんなある日「Webライターの始め方」なる本を発見。その本に”クラウドソーシング「ランサーズ」”と書かれているのを見たのがランサーズとの最初の出会いです。

ぼくは特別上手い文章が書けるわけではありませんが、形にはなるという自信がありました(学校で書く感想文とかディベートが得意だった)。「なんとなくできそう」、「バイトと同じくらい稼げたら万々歳」、そんな軽い気持ちで始めたの今のライター業です。

そこから約5年。現在はランサーズをはじめ、Twitterやbosyu、知り合いのディレクターさん経由でお仕事をいただき、フリーランスとして活動するようになりました。大学卒業後は就職することなく、いわゆる”新卒フリーランス”となりました。

新しい働き方LABのコミュニティマネージャー就任は、5年間で出会ったたくさんの方々とのご縁で決定しました。本当にありがとうございます。


新しい働き方LABのコミュニティマネージャーになった理由

前置きが長くなりましたが、ぼくが新しい働き方LAB(岡山)のコミュニティマネージャーになった理由をお話させていただこうと思います。

1.岡山(地方)はもっとやれる、岡山の働き方改革を盛り上げたい

桃・ピーチのイラスト

コミュニティマネージャーになった最も大きな理由。それは「岡山(地方)の可能性を探りながら、働き方の多様性を広めたい」と思ったからです。

岡山では県北部の西粟倉村の起業家支援、和気町とランサーズがコラボした働き方改革事業など、都市部も目をみはるような面白い動きがあります。ぼくと同じライターさんもお見かけしますし、エンジニアさんもたくさんいらっしゃるそう(最近知りました)。

しかし、です。

こうした動きは「知っている人は知っているレベル」で、同じ岡山県民と話をしてみても「いや、知らんわぁ笑」という声が返ってくるのがほとんどです。

「岡山は不便じゃないけど、微妙な地方都市だよね」、「フリーランスにはまだまだ厳しいよね」という返答や潜在意識があることも多いです。実際ぼくも同じようなことを思っていましたし、確かに厳しいなと思うことはあります…。もっといえばフリーランス・副業(複業)実践者の横のつながりも希薄な印象です。

でも、都市部にいらっしゃる方からは「岡山盛り上がっているよね!面白くなってきてるじゃん」と言われる。

「内と外では全然ちがう。なんなんだ、この矛盾は…」、そう思いました。

矛盾の原因を岡山の人が働き方改革に疎いからだ、無関心だからだとはぼくは思いません。盛り上がりの動きを知る場所や機会、発信する人さえもっと充実させられれば、「いいじゃん岡山(地方)、いいじゃんフリーランス」の意識をもっと高められる…。そんな気がしています。

特に地方ではフリーランスにはまだ理解がなく、「名前を言われてわかる企業に入っていれば安心」と考える見方も多いです。ぼくは両者の力関係を「会社員>フリーランス」とは思わないし、「会社員<フリーランス」とも思いません。どんな形であれ自分に合った働き方ができるのがベストだと思っています。

コミュニティマネージャーの自己紹介欄には「自分らしさにリンクした生き方・働き方に気付くことができる、優しいコミュニティを目指します」と書きました。ぼくの活動を通して、皆さんのなかで働き方の選択肢が増えれば幸せです。

2.横のつながりから生まれる仕事と自信、フリーランスは独りじゃない

話し合う人たちのイラスト

地方のフリーランスがキツいとされる理由には、「仕事が少ないから」、「孤独感を抱え続けるのが辛い」といったことがあげられます。

特にライターの仕事で言えば、依頼元であるクライアントとの打ち合わせや取材対象は都市部を拠点としたものばかりです。交通費が出るとしても、行動時間が収入に直結するフリーランスにとっては「だったら家でリモートの仕事をした方が稼げる」といったケースも多い…。

リモートの仕事はランサーズなどのクラウドソーシングサイト、TwitterやWantedlyなどインターネットを通して見つけることができます。しかし今度は孤独感との戦いになったり、「自分のスキルは周りと比べてどうなんだろう」、「地元に貢献したいのに…」という不安で苦しかったりすることも。

これが本当に難しい…!そもそもフリーランスとして働いている人のなかには、育児や介護などやむを得ない事情で働いている人も多いため、「ガンガン外に出て稼ごう」が正解だとも思えませんし、「個人戦でもいいじゃん、そのままでいいよ」とも言い切れない。

でも「新しい働き方LABでの交流のなかから新しい仕事が生まれる。フリーランス同士の横のつながりを支えに自分も頑張ろうと思えたらいいな」と考えています。

ぼく自身、別の地域で行われるフリーランスの交流会などに行くと、そこで知り合った方からお仕事をいただいたり、同じフリーランスとしての雑談をするなかで勇気をもらえたりすることがありました。この流れって岡山でもきっとできるはず…。そう思っています。

3.新卒フリーランスな自分に行き詰まりを感じていた

うなだれるNakaniiピックアップ

前項の内容と重複しますが、「自分自身行き詰まりを感じていた」ということ、これをなんとか打破したい、皆さんのお力を借りながら…という考えがあるのも事実です。

ぼくはフリーランスはフリーランスでも、新卒フリーランスと呼ばれる部類の人間です。新卒で会社員になることなく、そのままフリーランスとなりました。

ぼくは2017年卒なので、新しい働き方LABのコミュニティマネージャーになった年は新卒フリーランス3年目。大学卒業時も今もこの選択が間違っていたとは思っていませんが、すでに述べたような孤独感は強くなっていきました。

一緒にお仕事をしてくれるクライアントさんやディレクターさんはいますが、直属の上司・同僚・部下はいません。それがどういうものなのか想像はできても実感したことはないわけです。会社勤めの友達によっては「面倒な人も多いよ笑 1人のほうが気楽だよ」といわれることもありますが、ぼくとしては若干の羨ましさを感じるわけで笑。

さらには自分の同年代たちがどのようなスキルをつけ、どのような仕事をしているのか、どう社会に貢献しているのか…。「自分は自分でいいじゃん」とは思いつつも、なんとなく自分は取り残された気がして不安になることもあります。

ですが今後、新しい働き方LABで生まれるつながりのなかで、上司や同僚といった形でなくとも一緒に頑張れたり高めあったりできるステキな仲間が見つかればいいなと思っています。

Nakanii
もっと簡単に言えば「みんな一緒に幸せになろうぜ!」そんな感じです。


新しい働き方LABのコミュニティマネージャー(岡山)としてやりたいこと

ざっくりとしたイメージですが、新しい働き方LABのコミュニティマネージャーとしてやりたいことを書いてみます。

1.交流会・勉強会の開催

すでにほかの新しい働き方LABのキャンパスでやっていることであり、これがコミュニティマネージャーの主たる活動に近いかもしれません。フリーランスや副業実践者の方はもちろん、「これからやってみたい」という方も集まれる交流会・勉強会イベントを開催したいと思います。

※ほかのキャンパスのイベント開催スケジュールや内容についてはこちらをご参照ください

勉強会は講師の方もお招きしながら、レベル別でやれたらいいなと思っています。それこそ「ランサーズの登録のやり方」、「ランサーズのプロフィールの書き方」など、初歩の初歩からでもいいんじゃないかなと思います。

2.フリーランスとして情報発信をする、見つけてもらう

フリーランス同士のつながりを増やしたい、情報収集をしたいと思ったとき、インターネット上では「フリーランス」、「副業」、「働き方改革」とった超どストレートな検索のほか、「ランサーズ」で検索する方も一定数いらっしゃいます。Twitterでは特にそうかもしれませんね。

きっと今後のぼくの発信も「ランサーズ」、「新しい働き方LAB」、「コミュニティマネージャー」といった、ある種のネームバリューを借りながら発信することで、今まで以上に多くの人のもとに届けることができるのではないかと思っています。発信する手段は新しい働き方LABでのイベントだけでなく、Twitter、ブログもあります。個人でも発信力を持てる…。いい時代です。

まぁ別に普段から有意義な投稿をしているわけではないのですが…笑。自分が食べに行って美味しかったラーメン屋さんや、あんまり理解されないキレイな苔の写真をアップしているくらいだし…。

とはいえ、そうした等身大のフリーランス像をお見せすることで(言い訳)、「あっ、自分以外にも頑張っている人いるじゃん」と思ってもらえたら嬉しいですし、まずは「岡山にも面白い動きがある」と知ってもらうことが大切だと感じています。

Nakanii
知ってもらわないと何も始まらないですからね!

Twitter…、たまには有意義なこともつぶやきますね…!

3.相談役になる!Nakaniiは良い人です

交流会・勉強会を開催したいと言いましたが、こうしたイベント参加に抵抗がある方がいらっしゃるのもわかっているつもりです。やっぱりインターネットで稼いでいたり声を大にしていたりする人って、まだまだ「怪しい」、「とっつきにくい」というイメージがありますからね…!

ですから、前述のようにフリーランスとして情報発信をしながら、皆さんの相談役としても活動したいと思います。

ここ1年でいろいろな人とお話したり自己分析したりする機会が増えたのですが、ぼくはめちゃくちゃ人が良いんだそうです!!小中高大、人生のどの場面でも言われてきたので「やっぱり~!?」とは思いましたが!

素桃
(めんどくさいやつだな)

ですからぼくの方でアドバイスさせていただけるようなことがあるなら、気軽にTwitterのDMなりこのブログのお問い合わせページからご連絡ください。

Nakanii
安心してください。マルチ商法みたいな「絶対に稼げる!」なんて無責任なことは言いませんから…。なんなら「ランサーズ、めちゃくちゃイイから今すぐ始めようよ!」とも言いません笑。

だって、お金の話をアツく話す人ってまだまだ怪しまれるじゃないですか…?皆さんのそうした不安は、フリーランスを始めてからある程度理解できたつもりです。ですから、なるべくフラットな視点でぼくの知っている選択肢や考えだけお伝えします。

一緒に新しい働き方LAB(岡山)を盛り上げてくれる人探してます

肩をたたくスーツの男性

以上で長い長い決意表明を終わります。

最後になりますが、ぼく(中新)と一緒に新しい働き方LAB 岡山キャンパスを盛り上げてくれる方を探しています。別にぼくと同じライターである必要はありません。むしろデザイナーさんやエンジニアさんなど、さまざまなご職業の方がいるほうが面白くなるのではないかと思っています。性別も年齢も実績も関係ありません!

ランサーズの新しい働き方LABの考えや活動に賛同できる方、なんとなくでも働き方を改革していきたいと思っている方、岡山を盛り上げたいと思っている方はぜひ気軽にご連絡ください。別にぼくと同じコミュニティマネージャーになる必要はありませんが、正直「他のキャンパスが複数名いるのに岡山は1人!」という事実が寂しすぎ辛すぎです…。イベント開催も情報発信も複数人で楽しくやれたらと思っているので…!!

また、新聞・テレビ・Webメディア関係者様からの取材もお待ちしています。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!では!

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