こんにちは、ライターのNakanii(@writer_DN)です。
今回はクラウドソーシングサイト「ランサーズ」の使い方のヒント・コツについて、私の経験に基づいてお話をさせていただきます。
私がランサーズに登録したのは2014年、大学2年生の夏でした。それまで”ライター初心者”だった私も、今ではフリーランスとして働いていけるようになりました。
初心者・未経験でライターになりたい方はもちろん、「ランサーズって何?」という方もぜひご覧ください。
この記事を読んでもらいたい人
この記事を読んでもらいたい方は、ずばり「ライター初心者・未経験」の方です。
「ランサーズ登録してみたけど、そもそも何から始めれば良いかわからない」
「ランサーズでどういう風に稼げるようになっていけるのかわからない」
「ランサーズの使い方のヒント・コツを知りたい」
とお悩みの方は必見ですー!そして私と同じように「ライターになりたい」という方向け、細かく言えばクラウドソーシング利用者に多い「Webライターになりたい」方向けとなっています。
※当記事はあくまでもNakaniiの個人的意見になります。ゆる~くご覧ください。また、記事の構成上、あたかも私がランサーズとライターの上級者のように書いていきますが、威張るつもりはさらさらありません!許してー!
レベル別!初心者におすすめしたいランサーズの使い方講座
今回はレベル別でランサーズの使い方をご紹介していきます。”使い方”とは言ったものの、結局は「ランサーズを使う上でのコツ・やっておいた方が良いこと」のようなものになります。
レベルが低いほど今すぐにでもできることで、レベルが上がっていくほど難易度は上がっていくようになっています。全部で7段階!では、どうぞ!
レベル1,ランサーズのプロフィール画像を設定しよう
ランサーズではプロフィール画像を設定できるのですが、これは必ず「自分の画像で設定しておく」ようにしましょう。設定しなければ誰が誰だかさっぱりわからない”シルエット”のまんまです。
シルエットだけだと、クライアントから「この人ランサーズ本当に使っているのか?」、「信用できる人かどうかイメージがつかみにくい」といった印象を持たれてしまいます。これでは仕事をもらいにくくなります。
設定する画像は履歴書などに使うあなたの顔写真でもかまいませんが、抵抗がある方はジャケ写みたいなのでも良いでしょう 笑。ちなみに私が使っている画像はこちら。
ね?ジャケ写っぽいでしょう、なんか気取ってるでしょう 笑。でも、これをかれこれ4年くらいは使ってたんです…。評判は悪くなかったんです(多分)。
逆に使ってはいけない画像は、SNOWやプリクラなどの激盛り画像、アニメ画像など著作権に引っかかるものです。これらの画像はどうしても軽い人物に見られてしまったり、不信感を抱かれたりするきっかけになりますからね。しかも著作権に引っかかるのは仕事をする人間、特にライターとしてはアウト。私みたいなジャケ写が無難!!
レベル2,履歴書ではない!ランサーズ用の自己紹介を作ろう
プロフィール画像を設定したところで、次はプロフィール(マイページ)に掲載する自己紹介文を作りましょう。ここで覚えておきたいのは、「ランサーズ用に作る」ということです。履歴書で書く自己紹介と同じではいけません。
クラウドソーシングはその特性上、クライアントは「できるだけスムーズにライターを集めたい」と考える傾向にあります。この時”自己紹介文が文字ビッシリ”だと「めんどくさそうな人だ」と思われる場合があるんですよね…。ですので「伝えたいことは簡潔or見やすく書く」のがおすすめです。
ちなみに私の自己紹介文では下記の項目などを掲載しています。
- はじめの挨拶
- 得意分野・これまでの経験
- 過去記事
- ご要望への対応について
書く時は項目の頭に「▽や☆」などのマークをつける、適度な改行を使う、箇条書きを使うなどしながらとにかく見やすく書きましょう。見やすく書いていさえすれば、各項目が少々長くなっても構いません。
レベル3,自分の得意分野・趣味に関する記事からデビューしよう
ライターデビューする時は、「自分の得意分野・趣味に関する記事からデビューする」のがおすすめです。例えばスポーツに詳しい方であればランサーズの仕事検索欄で、『スポーツ』、『サッカー』、『野球』などのワードで検索すると良いでしょう。美容なら『美容』、『コスメ』、『スキンケア』などですね。
というのも、ライター初心者にまず立ちはだかる壁が「記事を書くのが辛い」ということなんですよね。そのせいでライターはしんどくて稼げないというイメージがついてしまい、1カ月もしないうちに多くの方が辞めていってしまうんです…。
しかし、自分にとって調べるまでもなく知っていること好きなことであれば、記事もスラスラと書けますし書いていて楽しいと思えます。そうこうしているうちに文章を書くことにも慣れることができるでしょう。この書くことへの苦手意識を取り払うことが本当に大事です。
慣れることができて気持ちに余裕ができるようになると、自分の未経験のジャンルにも挑戦することができお仕事の幅が広がります。ひいては収入の増加にもつながるはずですよ。
レベル4,新しいジャンルの記事を書こう、派生させていくのもOK
文章に書くことに慣れてきたら、自分が書いたことのない新しいジャンルに挑戦してみましょう。
とはいっても、「今までスポーツの記事を書いてきた、次は政治・経済だ!」なんていうのは少々ハードルが高いので、「スポーツの記事を書くのが好きだ。じゃあ次はスポーツ用品の記事を書いてみよう」といったように、少しずつ派生させていくのもおすすめです。
世の中の様々な事象は繋がっていないように見えて実は繋がっています。視点・切り口を変えること、少しずつでもライター経験を積んでいくことで、自分の得意分野はいくらでも広げることができますよ。
レベル5,クライアントさんに記事テーマを打診、仕事の獲得&単価アップにつなげよう
ランサーズでは様々なクライアントさんがいます。そして様々な依頼があります。
それらの依頼はタイトルに差はあれど、「あれ?どのクライアントさんも美容記事の募集ばっかりだ」とか、「生活の知恵的な記事の募集ばっかりだ」とか、必要とされる記事のジャンルはある程度固まっています。
記事のジャンルが固まっていれば、そこに「書きたい」と手を挙げるライターの顔ぶれも固定しがち。結局、仕事の獲得競争になっちゃうんですよね。これじゃあ疲弊するのは時間の問題。
そのレースから頭一つ抜け出すためには、「私こんな記事書けますよ」という”自分だからできる価値”を示すことが肝心です。具体的には書ける記事テーマ・タイトルをランサーズの提案文内でサンプルとして紹介してみたり、募集している記事テーマに応じて「こんな切り口もありますよ」とクライアントさんも気付いていない切り口を示すようなイメージです。
レベル6,Twitterを使って他のライターさんと交流・情報交換しよう
皆さんは現在進行系でTwitterを使っていますか?私はライターとして活動していく以上、Twitterは欠かせないパソコンと同じくらい欠かせないツールだと思っています。
それは「Twitterを通じてお仕事がもらえるから」という理由もありますが、それ以上に「他のライターさんと交流・情報交換できる」という点に魅力を感じるからです。
ライター、ことにWebライターは孤独な生き物です…。1人で仕事をすることも多く、ライターをしていく上での喜びも悩みも1人で抱えがち。そんな時Twitterがあれば他のライターさんと共有できちゃうわけなんですよ…!これってめちゃくちゃ精神衛生を健康的に保つ上でありがたいことですし、他のライターさんのツイートを見ながら勉強もできちゃう。ライターであればTwitterをやって損はないかと…。
私NakaniiのTwitterでも、色々なライターさんとの出会いがあります。わからないこと、聞いてみたいことがあれば気軽に聞いてくださいねー。
レベル7,ブログを作って情報発信してみよう、過去記事としても紹介できるよ
最後のレベル7!ぜひぜひ自分のブログを作って情報発信をしてみましょう。
ブログを作れば自分が書きたいことをいくらでも書くことができます。書くことの練習にもなりますし、逆に仕事では書けないようなこともいっぱい書けます 笑(私のこのブログのように!)。
しかも自分のブログで書いた記事はランサーズの提案文内で「過去記事はこちらになります」といった形でクライアントさんに見せることができます。そうすればクライアントさんも採用するかどうかの判断材料が増えて、めちゃくちゃ助かるでしょう。
もちろん、自分のブログ以外で書いた記事(記名記事など)でもクライアントさんに見せることは可能ですが、それにはあらかじめ許可がいる場合も多いんですよね。特にライター初心者の方が記名記事を任せてもらえる機会に出会うのは難しいため、自分のブログで書いてしまう方が手っ取り早いでしょう。
ブログははてなブログなどで無料で簡単に作れますし、WordPressなどでもこだわったものが作れます。※このブログはWordPressです。
”ライター初心者の肩書き”は気にしない方が得
最後になりますが、「ライター初心者の肩書きは気にしないほうが得」です。※今回は記事の構成上そのように書きましたが…。
ランサーズで掲載されているお仕事には【初心者歓迎】、【簡単に書けます】といったタイトルのものが目立ちますが、正直こうしたお仕事の多くはありえないほど低単価のお仕事も多いんですよね。「私初心者だから…」と怖気づいていると損をしてしまうこともあります…。私もそのうちのひとり。時給にすると300円くらいにしかならないこともありましたね 笑。
初心者・未経験だろうと、「私はライターです」と名乗った時点であなたはライター!自信もっていきましょう!